●INTERVIEW & TEXT:mizuki
<ZEN to TALK Vol.2 前編>
お待たせいたしました?
前回大変好評いただきました「ZEN to TALK」第2弾です!!
J’8さんの次は、、、ZENでJAZZ HIPHOPクラスを
担当している「AYA」さんです!
格好よかったり、面白かったり(笑)
AYAさんのこだわりの一端をお伝えします<(_ _)>
早速なんですが、AYAさんがダンスを始めたきっかけを教えてください!!
何歳ごろからダンスを始めたんですか?
AYA(以下A):高校二年生の夏です!! 夏休みだったかな?
もともと習いたいなと思っていたので!!
最初に習いに行った場所はどこですか?
A:YMCAですね。
そうだったんですか!?私もYMCAでダンス始めたんです!!!
A:おぉ、奇遇だね(笑)
最初に習ったジャンルは何だったんですか?
A:最初の先生がいろいろなジャンルを教えてくださる方だったので、
「HIPHOP」「SOUL」「LOCK」「HOUSE」とかほんとにいろいろ教わってました。
習い始めはやっぱり難しかったですか?
A:小中学生時代にアクターズスクール出身の、MAXや安室奈美恵さん、
SPEEDとかが出てるTV番組を録画しまくって、それを家でマネして踊ったりしてたので、
難しいというよりは、踊るのが凄く好きだなって感じてました(笑)!!
※アクターズスクールとは※———————————–
芸能界を目指す人の養成所のこと。主な出身タレントは、
安室奈美恵、SPEED、DA PUMPなど。
最近では、三浦大知やAAAの西島隆弘など有名ですね!
———————————————————–
マネして踊ったりされてたんですね、かわいい~(笑)
その当時、憧れだったダンサーさんとかいらっしゃったんですか?
A:ダンサーっていうよりかは、SPEEDがとにかく大好きで(笑)!
SPEEDってボーカル2人とダンサー2人ですよね!!そのダンサーが好きだったんですか?
A:ボーカルが好きでした(笑)
そうなんですか?!
A:そもそも歌手になりたくて、オーディションとか受けてて。
でもダンスを習い始めたらダンスが凄く楽しかったし、
歌のオーディションになると緊張しすぎて実力が全く発揮できなくて
どの曲を歌ってもものまねになってしまうっていう欠点があったから
歌手はあきらめました(笑)
(笑)
はじめてダンススタジオに行かれたのはいつ頃だったんですか?
A:高校を卒業してすぐ、J’8さんがいらっしゃったG-LANDに行きました。
知り合いの子のお母さんに、
「G-LANDの発表会あるから見に来ない?」って誘われて見に行って、
それがきっかけでここのスタジオに通いたい!と思ってJ’8さんのクラスに
通い始めました!!
そうだったんですね!!
A:G-LANDの発表会に出たい!と思って通い始めたんですけど、
その年に発表会が無かったのを覚えてます(笑)
インストラクターとしてレッスンを始めたのは何歳ごろですか?
A:20歳の時でした。
20歳!?早いですね!!何かきっかけでもあったんですか?
A:J’8さんのレッスンを1年間受けたかなくらいのタイミングで、
J’8さんに「イントラやってみない?」って声をかけてもらって。
その時は全然インストラクターになるとか考えてなかったので、
「えっ!?Σ(・□・;)」ってなってました(笑)
その当時、私と同じ世代の子や同じ年の子の中に誰もインストラクターがいなかったし、
私自身、「私はまだまだだ」って思ってたので返事にとても迷ったんですけど、
思い切ってやってみようと思ってお話を受けました。
最初のレッスンはどこのスタジオでされたんですか?
A:ソニックアーツというスタジオが今のRhythmmarketに変わるタイミングで
Girls HIPHOPの先生を探してらっしゃったので、それが最初ですね。
インストラクターを始める前にGirls HIPHOPをされたことはあったんですか?
A:ほぼ独学でした(笑)
でも、私の好きなダンサーさんたちがGirls HIPHOP系の方ばかりだったので、
基礎とかはJ’8さんに習ったことをしつつ、振付はその方たちをお手本にしながら
アレンジしたりして、自分の好きな感じで創ってました。
やったことないジャンルでインストラクターしてくださいって言われたら戸惑いそう…
A:んーでも、Girls HIPHOPってJAZZとかよりHIPHOPよりだから、
最初はJ’8さんに教えてもらってたこととあまり変わらない事してたかも!!
今では、初級や初中級など色々なレベルのレッスンをお持ちですが、
初心者の方はどんなことを意識してレッスンを受けたらいいと思いますか?
A:ジャンルにもよると思います。基礎も大事だし、音楽にのることも大事だし!!
でもやっぱり基礎がとても大事だと思います。
私も今になって基礎の大事さとか、色々と気づくことがあるので、
流行りにとらわれず、焦らず、楽しく、基礎を大事にやっていってほしいです!!
初中級クラスを受けてる方が意識する点はどこだと思いますか?
A:なんかプレッシャーな質問だな~(笑) んー、難しい!!(笑)
私はレッスンを受けていて毎回思うんですけど、AYAさんのレッスンって
「JAZZ HIPHOP」っていうレッスンの中で、「HOUSE」とか色々なジャンルの
リズムトレーニングをされたりしてすごく独特ですよね!!
A:そうなの?(笑)私が色々なジャンルが好きだからかな~?
1番好きなジャンルってなんですか?
A:えーーー!!!難しいなあ~
悩むけど、やっぱりJAZZかHIPHOPが好きです!!真逆だけど(笑)
たしかに真逆ですね(笑)
A:HIPHOPは中でも、90年代頃のHIPHOPが好きかな!!
AYAさんっぽいです!!!(笑) では改めて、初中級クラスの方に向けてお願いします!!(笑)
A:やっぱり戻るよね!!!(笑) んーー…そうだなー…
初中級ってなると、やっぱり自分のやる気と気持ちが大事だと思うな~…
あ、でも、アイソレーションは出来て当然であってほしいです。
初中級クラスでは、そこから先の技術とかの面を習得していってほしいと思います。
そういう、自分の新しいものってどうやって取り入れてるんですか?
技術的な面は、例えば何かを見たり、WSとかで受けに行ったりとかですかね?
A:それはもう好きなように!!(笑)
私も、自分の好きな先生のレッスンを受けに行ったりしてて、
そのレッスンの中で自分が難しく感じたものを練習して、出来るようになって、
それを生徒に教えていくようにしています。
最初から難しいことを出来る人って中々いないと思うのではじめは全然できなくていいと思うし、
練習して出来るようになればいいと思うから、
細かい部分に気付けるようになってほしいなって思います!!
振付を覚えるんじゃなくて、振付のどこがかっこいいのかとかを探していって、
それを自分で「はめて」いけると踊りとして「かっこよく見える」ように
なっていくのかなと思います。
なので生徒にもいつも言ってるんですけど、”踊り方をかっこよく!!”を意識してほしいです。
ちょっとした首の角度だったり、力の抜き方だったり、雰囲気だったり…
同じ振りでも、「あの人かっこいい!」って目を惹く踊り方をしてほしいです!!!
振付に対して、自分なりのこだわりが大事ってことですね!
A:そうですね、それが伝わるようになればいいと思います!!
レッスンでも振りを渡すっていうより、踊り方や雰囲気が伝わってればいいな。
振付を創るときはどんなことを考えて創っているんですか?
なにかイメージする物とかってあるんですか?
A:「頑張って創ろう!」っていうよりは、自分の好きな曲で創ったり、
思い付きで「これしたい!」って思ったら創るから、
振りを創ることに対して難しくは考えてないです。
私の中では「物」っていうよりも、人の「表情」とか「感情」とかの
「表現」の部分を意識して創ることが多いです。
歌詞の意味とかですか?
A:歌詞の意味をとるときもあれば、無視するときもあります。
全部の歌詞を表現してしまうと、手話みたいになってガチガチの振付っぽくなるから、
「ふわっ」とした感じ!とか、「はっ」とした感じ!とか、そういう表現の部分を大事にしています!!
言葉を細かく表現するっていうよりは、「全身で表現したい!」って感じですかね!!
振付の中に、起承転結があった方が自分も楽しいし、見てる人も楽しいかなって。
自分が楽しくないと見てる人も楽しくないと思うし!!
まだまだお話は尽きませんが前編はここまで!!
後編はさらに多岐にわたりAYAさんを掘り下げていきますので
お楽しみに(*´ω`*)